想像できる?7万円ぐらし

1ヶ月手取り7万円の生活を、

想像できるだろうか?

家賃も、奨学金も、通信費も、医療保険も、

食費も、日用品も、交通費も、交際費も、

ぜーんぶ込みで、7万円だ。

(あくまでも7万円というのは結果論であって、

ここでは7万円という数字そのものは

あまり問題ではない。

実際、まだ見直しの余地はある。)

ここで主張したいのは、

脱・お金ライフを突き詰めることは

自分にお金をもたらすものに、

支配されない・依存しないことにつながり、

仕事・会社の奴隷にならないための、

自立に向けての有効な手段であるということだ。


去年の3月から家計簿をつけ続け、

食費・日用品・交通費・交際費など

いわゆる変動支出がいくらかかっているのかを

「見える可」してきた。

その見直しを何度も重ね、現在は

「変動支出」の合計額を

12,000円/月程度に収めることに成功した。

それからと言うものの、

僕は給料が振り込まれてから

次の給料日まで、12,000円を引き出して、

それで1ヶ月生活することにした。

(今は給料ゼロだが。笑)

つまり、変動支出を月単位で固定費化してしまう、

ということだ。

かくして、「変動支出」と呼ばれるもの含め、

あらゆる生活費を固定費化し、その枠を

どんどん小さくしていくそのプロセスは、

自立に向けての手段であり、それ自体が目的になる。

そうしてどんどんマイナス資産が減っていく過程が

目に見えるのが、楽しいのだ。

「お金の成る木」を増やすのが「ストック」だとすれば

「お金をとり続けるもの」を減らすライフスタイルは

「逆ストック型」のライフスタイル。

暮らしは本来、それ自体が楽しいもので、

自立にむけたあらゆる取り組みもまた、楽しい。