大都市でも休みたい

東京をはじめとした大都市に行くと、 腰を落ち着けてゆっくり休める場所に困る。

ぼくが、首都圏での生活を経て、 あんまり大都市に住みたいと思わない理由のひとつはこれだ。

コンビニのイートインコーナーは少ない。 あっても客で埋まっている。

チェーンのカフェはたくさんある。 あっても客で埋まっている。 コーヒーもそんなに安くない。場所代だもの。

カフェで休憩したのち、歩き疲れて、 再びカフェで休憩する。そこを出てしばらくすると、 飲みすぎたコーヒーでトイレが近くなり、 おシッコのためにまたカフェに駆け込み、 一番安い「ブレンドコーヒー」をうっかり注文する。 そんなケースだって存在するはずだ。

そこで、 学生時代からぼくがなんとかひねり出した策が2つある。 (どちらもモラル的には△なものだけれども)

ひとつは、休憩のために電車に乗ること。 一眠りしてスッキリしたころ、本来の目的地を目指す。

もうひとつは、家電量販店のマッサージ機を「試す」こと。 穴場もあれば、店員が目を光らせてプレッシャーをかけてくるところもある。

いや、お金さえかければリラックスできるスペースはたくさんある。 お金さえかければ、なぁ。