やりのこしたこと

ただの懐古主義と言われれば、 もうぐうの音も出ない。

僕はこの期に及んで ゲームに手を伸ばしている。 その内訳たるや、今のところ 「ゼルダの伝説 風のタクト」 「ゼルダの伝説 時のオカリナ」 「激闘!カスタムロボ」 「スーパーマリオ64 DS」 とキテいる。

そこにこじつけがましい理由をつけると、 僕は、それらのゲーム(のオリジナル) を子供の頃に「やり切って」いない。

小学生の頃は、 友達の家に行ってゲームを もっぱら「見る側」として楽しんでいた。 そりゃそうだ、 友達の家のゲームだったから。

そして、そのゲームを 自分でも欲しがることなく、 ただ友達のプレイを見て、 結構満足していた。

中学生に上がってすぐに 小学生の頃の友達とは遊ばなくなり、 自分でいくつか持っていた ゲーム機もゲームソフトも売り払い、 めでたくゲームを「卒業」したので、

僕はそれら友達の家で遊んだゲームの ストーリーの終わりを知らない。

それをいまになって、 頭でっかちになることが多いからこそ、

ましてや、いま子供と関わる機会が多く 子どもの感覚に共感することも大事、 などというそれらしい理由をつけて、

いつしかそんな理由などすっかり忘れて ゲームの世界にはまっているのである。

そう、それは あの日遊んだゲームの終わりを知る旅… (遠い目)