「自分的成功」に競争はいらない

過去の記事 「社会的成功」と「自分的成功」に分けてみよう に関連して。

自分の弱点を整理するつもりで書く。

以前、こんな記事を書いた。 [blogcard url="http://okagakiryoga.com/?p=237"]

その中で記したように、僕は

「既に自分の他にやっている人がいることは、 その人に任せておけば良いから、やらない」 というポリシーのようなものを持っていた。

ただし、それが有効なのはあくまでも「一つのコミュニティとしては」の話だ。

個人としては、たとえ他にもっとできる人がいたとしても、 「その人に任せる」という形で自らが退くことをしなくてもいい。

世の中を見渡せば、 ネットで可視化された部分だけをとってみても、 自分より上には上がいて当たり前なのだ。

「自分的成功」においては、

「社会的成功」でしばしば持ち出されるように、 誰かとの競争で勝つ必要はない。

どんなに拙くとも、 素直に「楽しい」とか「もっとやってみたい」とか、 そういうことを思えばこそ、向上できる。

それに、例え向上しなくとも、 そういう素直な気持ちで取り組んでいるなら、 もうそれは既に「自分的成功」なのだ。

それを早々に自分で意識してしまったり、 これから伸びる可能性のある人に 意識させてしまったりすることで、

純粋な「やりたい」「楽しい」という気持ちを、 摘み取ってしまってはいけない。