あいだの仕事

「間(あいだ)の仕事」というコンセプトが浮かんだ。

 

誰がやってもいいし、この人じゃなきゃいけない、

ということはないけれども、

「いま、ここにおいて、いついつまでに」

その場をしのぐように、

「最高の」ではなくその場における「最善の」

クオリティでの仕事のことだ。

 

それ自体で身を立て、社会的に評価されなくとも、

それらの種類をたくさん持っておくこともまた、

たたかう術になりうるのではないか。

 

「おしごと」というのはもはや、

そのひとの全てを満たしてあげられるほど、

尊いものではなくなっているのではないだろうか。