2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

自分にとってのジャムおじさんは誰か

「人を助けるために頑張ること」が「自分の何かを差し出すこと」と近づいてしまっているとき、「アンパンマン」を思い出したい。 アンパンマンは弱っている人に自分の「顔」をちぎって差し出すことができる。しかし顔が欠けている状態では十分に力を発揮する…

とりあえず「なんかした」証明が欲しくて

「タックルを一本決めただけで、あとは試合の結果がどうであろうと、どうでもよかった」という感じだったのかもしれない。 僕は高校時代にラグビー部に所属していた。(正確には思い出せないが)オフェンス(攻め)に自信がなくて、いまひとつ攻撃面ではパッ…

「頑張る」は雨を降らすようなもの

「頑張る(「無理をする」の手前みたいなもの)」というアプローチはたぶん、野菜作りにおける雨のようなものだ。雨が降らないと野菜は育たないが、雨はまた土壌を酸性に傾ける。土壌の酸性が強くなると野菜の生育に悪影響を及ぼす。 より良い野菜を作ろうと…

聞くということには能動的な側面もある

「聞く」ということには能動的な側面もある。例えば、「好きなおにぎりの具は何か?」という質問をした後に、「僕が好きな具はなんとカラアゲで、妻がかつて僕が辛い時間を過ごしていた時にカラアゲ入りの(両手の拳をくっつけて)こんなにデカいおにぎりを…

余白とは

余白とは、 洗い物をしようと思ったときに食器カゴが空いていることで、 4×4のスライドパズルの隅っこのひとマスが空いていることだ。

「今日は何をしようか」「今日はどこに行こうか」のはなし

職場なんていうものがあるうちは、僕たちにはとりあえず毎日行くところがあって、自分の座るイスがあって、とりあえずやることがある。だから「今日は何をしようか」「今日はどこに行こうか」といったことを考えずにむ。そして、与えられた休日に何をするか…