2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉を「貯め」、「書くように」話す

「文中に出てきた分からない単語を調べ、 実際に作文をしてその語を使う」 「たくさんの文を読み、言い回しや 語の組み合わせを身につける」 この文はなんとなく外国語学習を思わせる。 しかし、僕はこの作業を、日本語について 行うことを楽しんでいる。 そ…

「あの人は、あんな人だ」「以上!!」

もしも、 「あの人はどんな人か?」 という風に聞かれたなら、 「あの人は、あんな人だよ」 と答えて終わりにしてみたい。 ただし、そんなことをすればおそらく、 「いやだから、『どんな人か』って聞いてるんだ。 『あんな人』では答えになっていないよ」 …

「ライフスタイル」を売る時代その「トレーサビリティ」を否定する!

「生き方を売る時代」 というフレーズが書かれていたのは、 『物欲なき世界』と言う本だ。 消費社会が成熟してしまった現代では、 もはやライフスタイル、すなわち 「生き方」くらいしか売るものがない、 ということを皮肉って書かれたものだっただろうか。

そして、僕は同じ服を着る

いつからか、 僕は毎日同じ服を着るようになった。 「私服の制服化」 と言えば分かりやすいが、その言葉を使っては、 ただのブームに乗っかっているようで、 今ひとつ気が収まらない。

真面目な「フリ」をすること、思考を放棄すること

「真面目であること・従順であることと そしてそれを担保に思考を放棄することは、 全くの別物」 という文にTwitterで出会った。 https://twitter.com/hellohellock/status/848879752316309504 「真面目さ・従順さを担保に思考を放棄する」 (「頑張っている…

自分の感覚は、ただそこにあるリアルだー「いじめのタネ」はかくも簡単に出来上がるー

自分の感覚は、世間的な正否を抜きにして、 「ただ、そこにある感覚」であり、リアルだ。 「間違っていないよね?」と言わんばかりに 共感を求めるその自信に欠けるメンタリティが、 いつの間にか「いじめ」のタネになる。

あくまでも「楽しいもの」であってほしい「匿名性」と「つながり」の間

「シェアリングエコノミー」の概念は 結構好きでいるんだけれども、 ある種の「宗教性」や原理主義的思想に陥りやすい という側面を持っている。 なぜなら、シェアリングエコノミーもまた、 参加者が増えるほど参加者が得をするゲーム だからだ。ゆえに、 相…

他人のせいにして生きるのは、辛い

「お前、自分には心当たりがないのか?」 「わかった、 じゃあこれ(武器?)で相手を殴って来い」 この時代、 「いじめられた」と訴える子どもに こんなことをいう親はまずいないだろう。 「いじめる方が悪い、いじめられる方は悪くない」 というのが確立さ…

「匿名性」を先人たちは追い求め、勝ち取った

「親の干渉下から離れて、 立派な自分の家を持てた時、 核家族を築く主体となれた時、 人々はどんなにか喜んだだろう」 「お金というチケットさえあれば、 自分の人間性を問われずに、 何だって手に入る状況を手に入れた時、 人々はどんなにか喜んだだろう」…

「いたたまれない」とはこのこと

「目的なくても楽しいじゃん!」 と言われても気乗りしないものはしないのだ。 僕は、基本的に誰かと無目的に会うことはない。 それは「オレの貴重な時間が〜」という意識ではなく、 目的なしに会ったとき、 その場をしのぐように真心に欠けた話で 場を取り…

どの部分をおカネで買うか?「生活の手応え」と「オプション」のはなし

鏡の前に立ち、 母の洗顔フォームを塗ったくり、 鼻の下を伸ばした間抜け顔で、 ヒゲの剃れていく手応えを感じながら、 シャッシャッとカミソリを滑らせる。 半月前にフィリップスのシェーバーの 調子が悪くなって以来、朝はこうだ。 そのカミソリというの…

今じゃなくても、いいよナァ・・・

「いつでも行けるから、今じゃなくていいか・・」 そんなことで 近所にある小さいカフェや、パン屋、 小さい雑貨屋さんには、 気になってはいるものの、結局行かずに終わる。 「いつでもいける」 ―そう思えば、行く時には何かの 意味や理由が欲しくなる。 こ…