2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「世間」とのたたかい

こんなツイートを見つけた。 https://twitter.com/14610_bell/status/800728175756058624 それからしばらくして自分のなかにも フッと浮かんできたのだ。 日本人として生きるということは、 「『世間』とたたかうこと」に近い。 (いや、僕には べつに海外経…

「先輩」・「後輩」双方のデメリット―キーワードは「委縮」―

「先輩の言うことには従え」ということと、 そういう雰囲気が存在することは 先輩側にも後輩側にもデメリットがある。 キーワードは「委縮」だ。 先輩側は、「自分は、正しくなければいけない」 と思うようになる。「後輩の前でミスもしてはいけない」 そう…

「先輩禁止!」-アニメ「ラブライブ!」にみるチーム作りの理想-

アニメ「ラブライブ!」をご存じだろうか? 9人の高校生女子が学校の廃校の危機を救うべく 「スクールアイドル」プロジェクトを立ち上げて、 入学希望者を増やしたり、さらにアイドルの大会 「ラブライブ!」を勝ち上がっていく、という物語だ。 あらすじは…

意見が異なる人との関わりかた

対立する他人の意見を肯定することと 自分の意見を否定することは、別物だ。 相手には、相手のバックグラウンドや 考え方から導き出された「理にかなった」 意見があるのだ。 つまりそれは、「一理ある」のだから、 たとえ自分が対立する意見を持っていても…

「ベーシック・インカム」はそれぞれの心のなかに

いや、僕はむしろベーシックインカム制度には大賛成だ。 ただ、いま、この瞬間に限って言えば、 制度としての「ベーシックインカム」はまず成立しないと思ってしまった。 そもそもベーシックインカムとは何か? wikipediaにはこうある。 ベーシックインカム(…

「この世界は群れていても始まらない」

「この世界は群れていても始まらない」 とは、アイドルグループ「欅坂46」のデビュー曲 「サイレントマジョリティー」の歌詞の一節だ。 人間関係における面倒の一端は、 「群れるからこそ」のものなのではないか?という 疑問がふと頭をよぎった。 「群れ」…

ブラック企業は、みんなの心の中にある

「ブラック企業」については、 その特徴だとか、現状だとか、そんなことは 枚挙にいとまがないし、わざわざここで記さなくとも、 たくさんのまとめがウェブ上に転がっている。 ただ、なんとなく思ったのは 「ブラック体質」とか「ブラック企業」というのは、…

「自分の時間は、掛け値なしに大事である。」

残業や、急な休日出勤をすることになったとき、 心のどこかで 「まぁ、その分お金出るしな」 と思ってしまうことはないだろうか。 実際のところ、僕はそう思っていたことがある。 ただ最近思うのは、 そう思っている限りはいつまでもお金と仕事の奴隷だとい…

自尊感情の話

自尊感情を持っていない人は、 すぐに弱いものいじめのターゲットになる。 そもそも、改めて言うことでもないけれども 心のどこかで弱さをもっているのもまた 弱いものいじめをする人であり、 そういう人は、自尊感情を持っていないような (そういう意味で…

いま、(いやいつだって)歴史を学ぶ意味

(あまりにも絵が汚くて恐縮だけれども、 Androidのメモアプリから直感的に図を描けることに感動) 歴史は昔から未来に向かって右肩上がりのように思っていたのが、 (そう、常に改善されていくという意味で) 最近ではぐるぐる回りながら外側(=外にいくほ…

「自分の名前で」満たすべき存在は?

「自分の名前で」というと、 フリーランス的に「成功」している人のこと を指しているように思う。 (カッコつきなのは、 そのように「見える」というニュアンスを含めているから。) ただ、いま、この瞬間に、そもそも、 自分の名前を知っている人はどれだ…

もうイヤフォン絡みに負けないゾ!ネックバンド型Bluetoothイヤフォンという選択肢

https://twitter.com/gonnakill_uta/status/790554332181565440?s=09​ 最近Twitterで話題の「イヤフォン決まり手12種」。 (「あるある」性もさることながら、 「決まり手」という呼び方と技名?が個人的にツボ笑) これを見て思い出したのが、 イヤフォン…

「目標がないのに部活を続ける意味ある?」

「目標がないのに部活を続ける意味ある?」 そんな検索ワードでこのブログにたどり着いた人がいるらしい。 そのことに関して僕の考えはこう。 「部活をやっていることに何らかの興味や関心、モチベーションがあれば、 目標がなくとも続ける意味は十分にアリ…

「休むときは休むこと」それもまた、公共心。

(昨日の記事の補足) ニッポン型公共心の悪いところは、 (公共心を持つことを他人にも求めること。 確かに公共心は文字通り「公共」の心なわけで、 みんなが一斉に持つことで、その効力を発揮するのだけれども。) 公共心のなかにも「ムリしていない部分」…

美しき公共心の国・ニッポンで、"イタリア人"になりたい

宮嶋勲著『最後はなぜかうまくいくイタリア人』という本を読んだ。 当然、イタリア人と日本人の対比が書かれているのだが、 僕はその対比のなかに「日本の若年層」と「日本の年長者」の 対立構造のようなものを感じた。 「日本の若年層」は"イタリア人"にな…