友よ

お前がいつまでも決めきれないのは、
お前がまだ、決めきらなくても大丈夫な甘えられる状況にいて、
その状況に甘んじているからだ。

お前は「親父がせっかく学費を出してくれているのに」とか、
「親父が絶対にダメだって言ってたから奨学金は借りない」とか、そんな話をしていた。
けれども、お前の人生はおやじさんの人生じゃなかろうに。
おやじの手から離れることを決意して、自分に誠実になれたとき、
自分の幸せを手にいれる道を歩き始めるんじゃないか。


でも、ここで悩んでも落ち込む必要は、(客観的には)ない。
いま君がいい人間関係に恵まれていると思っているとしたら、
それは間違いなく君が周りに対して真心をもって、いい影響を与えてきたからに他ならない。
そういう力を持ってるということ。

それに、この先君が何を言おうとも、(時々腹が立つことがあっても)
おれは君のことを嫌いになることなんて絶対にない。

「だから、あんまり自分を責めるなよ。
自分の思った方にいこうぜ」