かなーり贅沢な生活 ―僕は、車とドライブが大好きだ―

車がないと通勤に不便な(時期がある)ことなどから、 僕は去年の6月から車を持っている。

中古車とはいえ、この時点で車を持つことはかなりの贅沢だ。 ローンはもちろん、保険やガソリンで毎月それなりの出費があるし、 車検・自動車税でまたお金が持っていかれることを考えると、 皮肉なことに、あっという間に維持費が車体価格を超えそうだ。

ただ、それと同時にひとつわかったことがある。 僕は、やっぱり車とドライブが大好きだということだ。

維持費にお金がかかっていて節約しているのもあるけれど、 スタッドレスタイヤに交換するのも、 切れたブレーキランプのバルブを交換するのも、 ETCの機械を取り付けるのも、ネットで調べながら自分でやった。

特に意識するでもなく、すれ違う車の名前くらいパッと出てくる。

去年は一人で名古屋までドライブにいった。 諏訪~東京間を、下道で往復9時間、400kmを 一日でドライブしたこともあった。 途中、道の駅やコンビニに寄るのもまた楽しみ。 自宅から車で40分のところにある蔵へ通勤するときも、 通勤ドライブが楽しみで早起きできるくらいだ。

車を使えば、 自分の好きなだけ荷物をもって(ギターも楽々運べる) 自分のプライベートな空間で、 自分の好きな音楽を聴きながら、 自分で操縦している感覚を楽しみ、 風を切る感覚を楽しみ、 景色を楽しむことができる。

たとえ駅から遠くて歩いていくには大変なところへでも、 どこでもいくことができる。

はじめに書いたように、支出面で考えれば車は完全に「負債」。 けれども、僕の価値観はいまは車に重きがあることは間違いない。 (もちろん車だけじゃないけれど)

だから、他のどうでもいいことへの支出は極力カットする。 僕にとってもはやただの交通手段ではない、車。 車のある生活はそれ自体が楽しみにつながる最大の贅沢なのだ。