高速道路は「部分的に」使う ーお一人様ドライブ計画の最適化を図るー

昨年、一般道で諏訪から東京に向かったときのこと。

道の脇を走っていたロードバイクを追い抜いた、 と思ったら、信号で止まっている間に追い付かれた。 信号が青になってまた抜いた、と思ったら、 次の赤信号で追い付かれた。

車はガソリンとエンジンで走っているから アクセルを踏めばたいした労力もなく遠くへ行けるのに対して、 ロードバイクは人力だから、長い時間・長い距離の走行ができない、 ということを踏まえても、なんだか悲しい気分になった。 「え、ロードバイクに負けてる・・・?」

それと同時に気づいたのは、 ロスなく目的地に到着するために大事なのは、スピードよりも 「止まらない(できるだけ減速もしない)こと」だということだ。

高速道を使うと目的地に早く到着できるのは当然だ。 しかし驚くべきは、Googleマップで検索すると(東京~諏訪間) 高速道を使った方が2倍以上早く着く、ということだ。

高速道を100km/hで走っているのに対して、 一般道(国道20号)では50~60km/hで走っているから、 速度が半分以下、ということもない。 そう、先述の通りその大きな差を生んでいる原因は 一般道では「減速→停止→加速」を繰り返しているということだ。 (ちょっと考えれば当たり前のことだが・・)

ただし、やはり一人でのドライブでは 距離が長くなればなるほど高速料金が重くのしかかる。 じゃあ一人でのドライブでは高速を使うのは諦めるか、と言えば それではドライバーへの負担が大きい。

国道のように大きな道路では信号が少ない区間や、 流れのスムーズな区間がある。時間帯によっては 青信号が長かったり、交通量が少ないこともある。

峠道や、信号の多い区間、交通量の多い時間など 加減速を繰り返す条件を避けるために、部分的に高速道を使う、 というのはどうだろうか。実際に走って道の様子を覚えたのち、 この作戦を使うもよし。Googleマップなどを使って、 経路の概形を把握するもよし。

「部分的に」高速を使う、という設定は、 カーナビや地図アプリでは設定が面倒で見落としがちだからこそ、 そこにもドライブ計画の「最適化」の余地がある。

(ドライブで「止まらない」コツについて、 こんな記事を見つけました http://country-net.xsrv.jp/nenpi-time/lap4/)