僕にできること・君の得意なこと

ちょっと前まで、リーダーとは(もしくはこれから何かのリーダーになるなら)、 色んなことが全部自分の力でできなければいけないと思っていた。

でもそういう風に思っている限り、 誰かに自分の抱えている何かを任せることができない。 周りを生かせない上に自分だけが大変な目に遭っていると思う。 そうすると「自分はこんなに頑張っているのに」という独善的な考えにハマる。

ちょっと一歩引いて、見る。 時々、自分に取って代わろうとする人がいる。 「(お前がやってるのは見てられないから)おれに任せてくれ!」って言ってるよう。 そういう人がいるとき、その人は(その分野において)自分より有能なのだ。

そこで意地を張って「いや、おれだってできるから」と言い続けるのもいいけど、 「それじゃ、頼んだよ!(^-^)/」と任せた方が、きっとうまくいく。

気づけば、僕の回りにもそうやって僕をいい意味で圧倒してくれる人はたくさんいた。 全部一人でできるようになる必要はなく、 僕より他の人の方ができることは、その人にお願いして、僕は僕にできることを探そう。