スポーツ学生 輝いている

スポーツをやっている学生は、なんだか輝いて見える。

一年ほど前の話。

就職をきっかけに首都圏を離れる前に、 部活の後輩たちの活動拠点である寮にあいさつに行った。

僕には彼らの姿がなんだか輝いて見えたのだ。 練習に出る前の緊張感だったり、 練習を終えた後の晴れやかな表情だったり、 その鍛えられた身体だったり。 その他、うまくやるために 色々考えて工夫、苦労してきたこと そういったことが雰囲気ににじみ出ている。

その感覚はまさに尊敬というのがぴったりだ。 そこからさらに一年前には僕も同じことをやっていたのに、 OBだからと言ってやあやあとやってきて口出しするなんて 僕にはとうていできっこない。 そう思ったのをはっきりと覚えている。

もちろん、他の部活の学生に対しても似たような感覚を抱く。

スポーツを部活として、メインの活動としてやっていくには かなりの困難や苦労を伴う。 手放しにオススメすることは、もはや僕はできない。 しかし、たくさんの困難に直面しながらも 頑張っている人たちはやっぱりそれなりの風格が漂っている。