彼女は猫だと思え

「彼女は猫だと思え」

そんな風に言うと、 「なんだ、ノロケ話か」と 敬遠(?)されてしまうかもしれないけれども、 主張したいことはそれとも違う。

平たく言えば、

「思い通りにならないものだと分かっていて、 それでもなお、愛を注ぐべき存在だ」

みたいなことだ。

僕は猫を飼っている訳ではないから イメージとメディアからのでしか語れないけれども・・・

猫はきっときまぐれだ。 すり寄ってきたかと思えば、 こっちから遊んでやろうと思っても そっぽを向いたりする。

猫を飼ってる人は、 猫から何か与えてもらおうと思うだろうか? 愛情を注いでも、それに対する見返りは 求めないんじゃないだろうか?

猫はきっと、 こっちが作業をしたいときに限って 「構ってくれ」と邪魔をしてくる。

それでも、猫はかわいい。 その辺を歩いているだけで場が和むし、

何気ないしぐさや行動で肩肘張っていた状態から リラックスさせてくれることもあるだろう。

冒頭では「彼女」を分かりやすい例として 挙げたけれど、 もっと広い視点から言えば、

目の前にいる人は誰でも

「自分の思い通りにはならないけれども、 それでもなお、愛を注ぐべき存在」

と言えよう。

身近なおじさんも、 歳をとった猫だと思えば、 急にいとおしいと感じられるかもしれないね。笑