もし、お金が発生しないものだったら?
仕事をして、お金をもらう。
そのお金で、生活する。
そんなことが当たり前だから、
「お金は仕事の対価」という考えが
染み付いている。ただ、
「もしその仕事にお金が発生しなかったら?」
仕事や人の見方がちょっと変わるかもしれない。 Q.「お金が発生しなくても、
自分はその仕事がやりたいと思うか?」
A.・・・そう思えばこそ、「仕事の内側に入る」
可能性が大きいと言える。 Q.「誰かが自分にしてくれたその仕事が、
仮にお金が発生しないものだったら?」
A.・・・きっと感謝の気持ちを示さずにはいられない。 お金が醜いものだと言うわけではないけれども
お金というのは割と簡単に人の感覚を鈍らせる。
ということは、気を付けておかなければならない。
特に、自分が誰かに払う対価は、
お金+「(気持ちのこもった)ありがとうございました!」
で、ようやく真の「対価」になるのでは、と
思って、無言で立ち去ることができないのである。
それは、サービスを提供する側というのは
しばしばとんでもない苦労を強いられる、ということの
ほんの一部を知っているからである。
「お金払ってるんだからいいでしょ」
と、なってないだろうか?
そうだとすれば、そのお金は、醜いものとなる。