なぜ営業されると断りたくなるか

営業の電話がかかってきたら、

むしろ断りたくなってしまうのは、

「情報量の差」意識が強く、

「考える時間」を蹴飛ばされている気持ちに

なるからではないだろうか。


引っ越し一括比較サイトに

情報を登録したところ、

「引っ越し先でも便利な」

といううたい文句で

モバイルWifiルーターの営業電話がちょくちょくくる。

日曜日の夜遅い時間に

営業の電話をしなくちゃいけないなんて大変だなぁ

と思っているから、むげに切ることはできないのだけれども

心は「NO!!」と決まっているから

電話を切るタイミングをずっと伺っている。

正直、僕はネット環境をいかに安くするか、

ということを検討するのが大好きで、笑

ヒマがあればついつい調べてしまっているくらいだ。

それが僕は「営業をされたが故に」切りたくなる。


いや、ひょっとしたら

おたくが営業している機器やサービスは

いいものなのかもしれない。

ただ、そこには「情報量のギャップ」が

間違いなく存在する。

特に通信系は細かい規約や条件があって、

あとから「そうだったの!?」となるケースが多い。

そして、

電話でしか決めさせてくれないというところに

「熟考させてもらえない」気持ちの悪さを感じる。


商品の良し悪しに踏み込む前に

「営業されたから」断りたくなってしまう、

というのは色々な人にとって残念なことだ。

その商品が必要な時に、しっかり考えたうえで、

「こっちも口車に乗せられない」とある程度

知識を「武装」したところで初めて

交渉の場に臨めるのに。