自己評価は下げるだけ損

高校卒業時に書いた大学受験合格体験記にこんなことを書いた。 「一番ダメなのは、『自分はダメなやつだ』と思うことです」

そうは言っても自分の行動は自分にすべて見えてしまう故に 自己評価を下げてしまうことがある。 「あの時ああすれば」という後悔、 「自分がもっとこうなら」という自責もあるが、 一番は「~にこう思われるかもしれない」という気持ちでは?

冷静に考えればどんなときだって自己評価を落とす必要はないのだ。 その理由は大きく二つ。

1.今できることはこれから自分が採れる最良の策を考える (または実行する)ことしかないから。

上に挙げたようなを真っ向から否定するつもりはない。 確かに、「あの時ああすればよかっ」たり、 「もっと自分がこうだっ」たり「~にこう思われるかもしれなかっ」 たりするのは事実である可能性は大きいのかもしれない。 それを一旦「~なのは仕方がない」と受け入れる。 すると今できるのは今この瞬間での最良の策をとることでしかない、 と気づく。 (その時他人の目を気にして中途半端な策をとることは避けたい。)

2.他人の失敗をずっと覚えている、あるいは 他人のことで悩み続けるほど人は暇じゃないから。

誰かが数か月前、数週間前にしたこと(いいことも悪いことも)を パッと何のきっかけもなく思い出すことができるか? と聞かれても、思い出すことができない。 その間に自分の身の回りでは絶えず色々なことが起きているから。 ・・・それは他の人も同じ。

改めて、「とにかく自己評価を落とすな」

自分が「やってしまった」こともあれば、 自分が行ったよい行いもある。 それらの全てが他人の目に見えているとは限らないし、 他人がそれをいつまでも覚えているとは限らない。 むしろ覚えていない。だから自己評価は下げるだけ損

・・・なんでわざわざこんなことを書くかって、 シンプルなのに忘れがちなことだから。