酒を飲む時は水も一緒に飲むように。

風邪の症状が治まってきた今、今後の教訓にすべきは 「酒を飲むときは水も一緒に飲むこと」

「あれ、なんか喉が痛いな・・・」 先日の風邪は、喉から始まったものだった。 その日泊まっていた蔵の宿舎は非常に乾燥していたせいだ、 となんとなく分かってはいた。 ここまではっきり風邪だと思うほど体調不良に見舞われたのは 今回が初めてだったが、思い返せば乾燥で寝起き喉が痛くて 「これ風邪かもな」と思うことはこれまでにも何回かあった。

ただそこには、それまで気づいていなかったが 「前夜に酒を飲んでいた」という共通点があった。

どうも、調べたらアルコールには脱水作用があるというのだ。 ただでさえアルコールに脱水作用があるのに加えて、 乾燥している室内だから、喉が乾燥してそこから風邪をひく というのは十分に起こりうることだ。

これまでも酒を飲むときは一緒に水も飲むように、ということは アルコールの分解をたすけるうえでも大事だと頭ではわかっていた。 そればかりでなく、身体の脱水を防ぐ意味でも酒を飲む時は 水分補給を忘れないようにしたいもの。

水を摂らなかったせいで、 翌日ちょっと気持ち悪くなるくらいならまだマシな方。 しかし、風邪をひいては2、3日を棒に振る。 一人暮らしでは世話をしてくれる人もいないし、本当に心細い。 たかが水、されど水。

もちろん、話が盛り上がったから酒が進むし、 酒が進めば話も盛り上がる。それがいちばんの酒の醍醐味である ことは忘れないでおきたい。