今じゃなくても、いいよナァ・・・

「いつでも行けるから、今じゃなくていいか・・」

そんなことで

近所にある小さいカフェや、パン屋、

小さい雑貨屋さんには、

気になってはいるものの、結局行かずに終わる。

「いつでもいける」

―そう思えば、行く時には何かの

意味や理由が欲しくなる。

これを逆手にとった面白い話がある。

この間知り合った男性の話。

毎日のようにタバコを吸っていたのが、

徐々に、節煙していき、ほぼ禁煙

(たまーに吸うから、「ほぼ」)

状態まで持っていったそうだ。

どうやったか?

「いつでも買えるから、今じゃなくていいか!」

という発想の転換をしたそうだ。さらに、

コンビニは「保管庫」で、「保管料(代金)」を払えば

いつでも引き出すことができる、と思うことで、

「いま、引き出す意味は?」

「今じゃなくてもいいよね?」

という自問自答につながる。その結果、

タバコの量はどんどん減っていった、という。

 

もう一つ、

それでも、「吸いたいときは、吸っていい」

という許可を自分に与えているそうだ。

そうすると、改めて

「いまは、吸いたいときなのか?」

「惰性で吸ってんじゃないのか?」

という疑問が浮かぶ。

これは、タバコに限らず

ついつい買ってしまうスナック類にも当てはまる。