「あてがわれた役割」・「手加減の役割」のはなし
「本当の優しさとは 他人に席を譲ってあげることではない 譲られた席には自分で選んだ責任と 勝ち取った喜びがないから」
というのは森山直太朗の隠れた名曲 「優しさ」の歌い出しのフレーズだ。
結局はこれに尽きるのだが、
「役割があってこそ、人は輝ける」という類の フレーズを鵜呑みにして、
チームのメンバーに役割を適切に割り振るというより 「ほら、ココ、空けといてやったぞ」と言わんばかりに 「あてが」って、
「満足ダロウ?」と得意げになる、 そういうリーダーシップのもとで生まれた役割について、
「あてがわれた役割」
とか、
(本当は自分でやった方がいいと思っているのに) 「手加減の役割」
という名前を付けている。