「いつかやりたい」はいつまでもやらない。それならば・・・

「いつかやりたい」と言っていることは、 この先無期限でまずやらない、と思う。 その逆もまた然りで、本当に「やりたい」と思うことなら、 いてもたってもいられず・・・というか、 「やりたい」などと考える暇もなく、やってしまうはず。

だから「やりたいと思ったら即行動!」とか、 「いつやるの?」的なことを言いたいのではない。

そういう風に考えたら、 「今自分が既にやっていることは、 本当に今の自分がやりたいことであり、 今の自分が生きている世界は、今の自分が生きたい世界である」 とも言える。

そういうマインドに立てば、今自分のいる世界に目を向けて、 「幸せな状態だ」と思えるかもしれない。

ただ僕は現状に満足することで歩みを止めようとは言わない。

「今、自分は割と好きなことをやれている」という事実から、 勇気を手にすることができるかもしれない。 それが、「じゃあ、次はどんなことができるかな」 というきっかけにだってなる。

「今既にやっていることは自分が本当にやりたいことなんだ」 という事実は、将来に向けて理想を高く持っている人にとっては 時によってシビアなものになるかもしれない。

アドラー心理学でもとりあげられた「エネルゲイア」的観念とも 関連がありそうですね。 「いま、輝いている」。たとえ目標の途中でも。