その300円、僕ならこんな楽しみにつかう

最近近所の温泉に行った時のこと。 スタバで300円のドリップコーヒーを飲むのと、 同じく300円で温泉に入るのとで金額が同じならば 温泉につかるという楽しみはかなりリーズナブルな感じがする。 そんな風にふと思った。

実はスタバと温泉、ちょっとした共通点がある。 それはどちらもコミュニケーションの場として使える、 ということである。

かつて僕は諏訪に遊びに来てくれた友人と一緒に温泉に行って、 一時間以上風呂で語りあっていたことがある。 酒蔵見学ツアーで北陸に行った時も、 同じツアーの参加者と話が盛り上がって、 2時間ほど露天風呂に浸かっていたこともある(!!)。

スタバでは+100円でドリップコーヒーがおかわりできるが、 温泉なら+100円でジュースやコーヒー牛乳が飲める。 風呂上がりに、身体のほてりをさましながら 友人と一緒にフルーツ・オレを飲みながら 昔のこと、今のこと、近い将来のこと、 語りあうのもまた大きな楽しみであり幸せでもある。

もちろん、お湯が浴槽に注がれる音を聴きながら、 普段は入れないような大きな浴槽につかって 身体を温めることそれ自体が気持ちいい、という 温泉の本来の楽しみは言うまでもない。

手元に300円か400円あったら、 そんな風に使うのもいいよね。