考えていいんだよ。

僕は、基本的に何をしていても色々な考えが頭の中を巡っている。 こんなことを書くと24歳のくせに「中2病」みたいで恥ずかしい気もするが、それが事実なのだ。 調子の良いときほど、考えが巡る。考えが巡ることは、自分が生きている証拠のようにも感じられる。 でも、時々どこかで行き詰まる。そんなとき、必死に「考えないように、考えないように」とやると 問題をそのままにしているようでますます気持ちが悪い。

フッと力を抜いて「自分の思うように考えていいのだ」と解放された瞬間、楽になれた。

よく、悩んでいる人に対して「考えなければいい」とか「ラクに考えればいい」などとアドバイスする人がいる。 もし、「あっそうか!考えなければいいのか!」といって気が楽になるのなら、最初からそうしている。

なにか腑に落ちないことがあるから、人はよーく考える。 そしてそれは時にうまく言葉に表すことができないことだったり、目の前の人には言えないことだったり。 そういうとき、色々なことを、納得いくまでよく考えて決めたほうが良い、というOSで生きてきたからそうしているのだ。

そうやって考えに考えた結果、 「考えない方が良い」という結論に自分で至ったときにはじめて考えずにいられるのだ。 面倒だと思うでしょ?だから、そっとしておくのが一番。

そう思ってからと言うものの、僕は目の前で悩んでいる人が、 なんとか目の前の僕に口を開くことができたとき、 「気が済むまで、じっくり悩んでください」と言うようになった。

結局、そういう人は答えを求めているようで求めてはいない。 「考えていいんだよ」という後押しを求めているのかもしれない。

「じっくり考えて、ちょっと整理ができたら、また教えてね。」