「体調管理ができず、申し訳ありません」

「体調管理ができず、申し訳ありません」 メーリングリスト(ひょっとして今はもう使わないのか!?) で流れてくる「欠席」メールでよく見かけたフレーズ。

学生時代は「どんなに(体調管理とやらを)頑張ったって、 元気なときは元気だし、ダメなときはダメなんだ。 だから『体調管理ができず』なんて大袈裟だし、 『申し訳ない』なんて言って自分を責めるなよ」と思っていた。

ただ、今になって思う。 「体調管理ができないのは、本当に申し訳ないことなんだぞ」と。

去年の4月に会社勤めをするようになってからというものの、 僕は(歯医者を除いて)一度も医者にかかったことがない。 体調を崩すことがなかったわけではないけれど、 学生時代に比べてもよっぽど健康だ。

今住んでいる諏訪市とその周辺の豊かな自然環境だとか、 定時に帰れる職場環境だとか、 そういう恵まれた環境にいるということもある。

ただ、それ以上に健康維持に寄与しているのが、 「今、ここで無理をしたら寝込むくらい体調を崩す」という予兆に 注意を向けること

なんとなく食欲がなかったり、いつもよりちょっと疲れていたり、 いつもは何をしてても考えが頭を巡るのに、なにもアイデアが浮かばなかったり。そういうときはたとえ風邪の症状が一切なくとも、 自分を休ませることにしている。19:00に寝るとか、 消化で疲れないようにあえて何も食べない、とか。 そうすると、風邪の症状が出る以前に回復できる。

そういえば、以前諏訪に遊びに来てくれた友人Hは 帰り際にこんなメモを残していった。

「自分を大切にする=意識して、自分をちゃんと休ませること」

なるほど!今になって改めて思う。 体調管理ができないことは、「大切にできなかった」自分自身に対して非常に申し訳ないことなのだ、と。