25歳のハローワーク③―再就職手当について―

「え!?再就職手当で30万近く受け取れるの？」

先日受けてきた「雇用保険受給者説明会」では新たに「再就職手当」とについて学びました。

就職してから最初の給料日までの強力なサポートになること間違いなし。

ただ、いくつか疑問が浮かんだので、今日はそれを質問しに行ってきました。

主に正社員を辞めてアルバイトやパートで仕事を探している、という人向けです。

再就職手当受給の条件はハローワークでもらえる「受給者のしおり」に記載されています。しかし、受給の条件の一つにある

「再就職先で雇用保険に加入すること」

に関連してちょっとした疑問が浮かびました。

「再就職先で雇用保険に入らなかった場合どうなるの？」

求人によっては「加入保険」欄に「雇用保険」を明記していないところが多かったからです。

そもそも、雇用保険に入る条件とは？

雇用形態が正社員であれ、パート・アルバイトであれ、週に20時間以上、31日以上の雇用のもとで働くのであれば、雇い主は雇用保険に加入する必要がある、とのこと。

そう、正社員でなくとも雇用保険に加入できるのです！

つまり、再就職先で20時間/週以上、一ヶ月以上働くことができれば、受給要件のうち、「再就職先での雇用保険加入」を満たすことができます。

じゃあ、求人票に「雇用保険」を明記していないところはどうなの？となりますよね。

ハローワークの職員の方によると、

「週に２０時間、一ヶ月以上の雇用を満たしているのに雇用保険に加入しない場合、使用者側にハローワークから催促の連絡を入れることになっているが、現状では、なかなか理解してくれない会社さんもあり、労使の間で膠着状態になるケースもある」

「もしくは、その条件を満たさせないように、週に20時間以上働かせてくれないところもある」

とのこと。

つまり、再就職手当を受け取ろうと思ったら、

労働条件によっては加入できる決まりになっているけれども、

求人票に「雇用保険」を明記しているところを選ぶのが無難である、ということですね。