知らない人は、危ない のはなし
アメリカの人といえば、 知らない人に対しても「やあ」とか 声かけてそうな、そんなイメージがある。
ただ、先日耳にしたラジオ番組によると、 アメリカの人は子供の頃に stranger danger (ストレンジャー・デンジャー)つまり、 「知らない人は、危ない(から、話してはいけない)」 という教育を施されるのだそうだ。
これはまことに意外なことだ。
同じく、「知らない人は、危ない」という 教育を施されて育つ日本の人からすれば、
「知らない人に気さくに声をかける」という 行為があまり一般的でないならば、 そのハードルはアメリカの人々のそれにくらべて 非常に高いと思われる。
となると、 もし僕が誰か知らない人に話しかけられたなら、 そのハードルを「越えてきてくれた」その意志みたいなものを感じて、 一層フレンドリーに接したくなるものだ。
ただ実際には、そんなことをやって、 大学ではカルト宗教の勧誘に遭いかけたので、 それでオールオッケーとは行かないのが残念。