市場を意識することと、ブログのあり方
前回の記事
僕は、みんなが知っている歌を、誰もいないところで歌いたい
―需要と供給の話から―
に関連して2つ。
1.競争はしない
上の記事の話はいわば 「自分はラクをして(ムリをせず)、 同じ演奏(インプット)で 高い効果(アウトプット)をあげたい」 ということの表れなのです。
そのためには、競争はしません。 競争をして、いつもと違うことをしようと ムリすることもしません。
それはあくまで、「ムリせず、誰かにチョットだけ喜んでもらう」 と言うことを「続ける」ということにフォーカスしているから。
僕の社会的欲求は、生きている限り存在する。
それを、死ぬまでずっと満たし続けるには、 「ムリをせず、誰かにチョット良いことをしたかな?」 みたいなことを死ぬまで続けていかなければならない。
競争をして、どこかでムリする気持ちがあれば、 それは続かない。
2.「無意識に」市場を意識していると分かれば…
市場を意識して記事を書くことは、 ポリシーに反することだと思っていた。
もともと僕は、 ブログを書くにあたってこんな風に考えていた。
とにかく、自分の思いつくことを書きまくる。 ↓ それでも、自分の見てきたことや興味・関心・経験には 限りがあるから、どうしても内容には偏りが出てくる。 ↓ その偏りこそ、自分の得意分野 ↓ その分野で、 「チョットだけ、誰かの役に立つ」努力をしよう
(もちろん、それは間違いなく得意分野なのだけれども、 同時に需要と供給を全く無視している態度でもある。 それは、「アート」の領域を出ないという宣言に近い。)
ちょっと前までは、「それでもいい」と思っていた。
でも、僕は市場と言うものをかなり意識していると 分かった今、需要を意識した記事を書くことは、 ポリシーに反することではないことが分かった。
ただ、ブログの面白さは失いたくない。 あくまでもアート(純粋な自己表現)の領域からは外れないために 主軸は「アート」に置きつつ、 自分の持っているシーズで満たすことができるニーズがあるなら、 そこを埋めよう。
Googleの検索バーに「諏訪湖」と入れると、 「諏訪湖 コーヒー」 「諏訪湖 花火」 「諏訪湖 ホテル」 「諏訪湖 2016」 「諏訪湖 グルメ」 など・・・人々が欲している情報ワードが出てくる出てくる。
それらのいくつかを、僕は満たすことができるかもしれない。