100円でも遊べる

休みの日、手元に100円しかなかったらどうしよう? 「遊べるか、遊べないか」というのはもはや問題ではない。 答えはもちろん「遊べる」だ。

そうと分かれば 「この100円を使ってどんな楽しいことができるだろう?」 という問いにすぐシフトする。

今ガソリン価格は安いところで100円/ℓ程度。 僕の車は超・エコドライブを心がければ ガソリン1ℓあたり15~16kmくらいは走ってくれる。 これは諏訪湖一周分に相当する。 今の季節なら桜を眺めながら、ちょっと降りて散歩もしつつ、 諏訪湖の景色を楽しむことができる。 (調べたら、「100円分お願いします!」で給油してもらえるらしい。)

諏訪湖まで車を使わずに出て、 ちょっと歩いたところにある「タケヤみそ」。 ここでは100円で美味しい豚汁を食べることができる。 ついでに目の前の足湯(無料)にも浸かっていこう。

近くのスーパーに行って、大好きな食パンを買おう。 パンと家にあるドリップコーヒー、合わせて100円くらい。 僕は食パンをプレーンで食すのが大好き。 コーヒーを片手に、youtubeで動画でも見ながら、 モヒモヒとパンを食む。 ふっとアイデアが浮かんだら、ブログを書こう。

僕が6枚切りのパンを100円弱で買う。 当然、一人ではすぐには食べきれない。 じゃあ、君には100円でジャムを買ってもらおう。 二人で分けあっても、ひとり3枚ずつ、 美味しいジャムパンが食べられるね。 パンを持って、高島公園にでも行きましょう。

余ったご飯で信州味噌の焼きおにぎりを作ろう。 鶏肉も安いのなら100gあたり40円を切る。 家ににんにくと生姜、それから片栗粉があれば、 信州名物の一つ・山賊焼きもできる。 なければ照り焼きにしましょう。得意料理ですし。

もちろん、ちょっと車か自転車で走れば、 TSUTAYAもある。旧作は100円だしね。何借りようかな。

ここにあげたのはほんの一例。 100円で「作る」楽しみ、考えれば枚挙にいとまがない。 これらを組み合わせても、500円もあれば楽しい休日になる。

僕はこんな風にして、楽しみを「作る」のが好きだ。 そうせざるを得ない部分もなくはないが、 そういう風に手作りで楽しみを生み出すことを、 僕は純粋に楽しんでいる。

だとすれば、一度で3000円も4000円もかかる飲み会や、 1000円のランチですら、行くのがもったいない。

大学時代の友人たちもこの先どんどん羽振りがよくなるだろうから、 そういうレベルに合わせての付き合いがどんどん辛くなる。 たまに誘ってくれるのは嬉しいけれど、 そういう付き合い方でどこか無理をしている、と思ってしまったら (「この程度の楽しみためにこんなに出すの!?」) もう僕はそこから楽しむことができないのだ。

でも僕は「ソロ充」だ。たとえ付き合いが少なくとも、 自分の楽しみを追求しながら、時々、何らかの形で、 身近な人に、チョットだけ役に立つチャンスがあれば、 割とそれでハッピーなのだ。

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