アートが生まれる瞬間

何か自分の中から思いが溢れ出したとき、 自分のポテンシャルが120%発揮されるようなことがある。

友人に自己分析を手伝ってほしい、と言われたときに 頼まれてもいないのにがっつりマインドマップを描いたり、 突然、アイデアが湧いてきて、ラジオ番組を作ってみたり、 その作った番組内で、その時の気持ちを込めて喋ってみたり、 知り合いの結婚の知らせを聞いて、一時間で歌を作ってみたり。

あとから振り返れば、「なんで自分はあんなことをしたんだろう」と思うようなことも多い。

そういう瞬間を僕は「アートが生まれる瞬間」だと思っている。 その「アート」、いわゆる音楽や絵画に代表されるような 「芸術」ではなく、その時の心情のあらゆる表象のこと。

もちろん、それが誰かの役に立つかどうかは受けとり方次第。 しかし、自分が理性的によかれと思ってやるあらゆること以上に 大きな評価を得てきたことが多いのも、この「アート」の領域。

自分の感性に正直に従い、感性を磨き続けることで この「アート」がもっと生まれる。 この「アート」が生まれる瞬間こそ、回りだけでなく 自分をも楽しませてくれる。