常時ネット接続のメリットは「検索」にこそあり

「ネット使い放題」の一番のメリットは?

きっと、「検索」だろう。


いま僕は固定費削減策の一つとして

タブレット格安SIMを入れて使うことを考えている。

というのも、今持っているWiMAXルーターの契約の

二年契約がもうすぐ切れるからだ。

「無制限」が売りのWiMAXを使っているうちは

まさに気にすることなくネットが使い放題。

世の中が5ギガ7ギガで騒いでいるところ、

30ギガバイトくらいは軽く使える。

格安SIMだとそうはいかないだろう。

もちろん、くだらないネットサーフィンもあった。

しかし、改めて考える。

ネットに常に接続されている一番のメリットは、

気になったことをすぐに「検索」できることにこそ!あり。


常にネット接続のある端末は、

いうなれば辞書代わりだ。

もちろん、ネットの情報のリテラシーは必要になれども、

最新の情報を、しかも分厚い辞書を持ち歩かずに

いつでも、どこでも、手に入れることができる。

この世の中の「新常識」について、僕は

学ぶにはいい時代に生まれてきた、と思っている。

しばしば、

「最近の若い人たちは、分からないことがあれば

すぐに『ググる』でしょ?だから考えなくなるのよ」

という人たちがいるが、僕は間違いだと思う。

むしろ、それまでとは比べ物にならないくらい

大量の知識のインプットを繰り返した先に、

「この知識とこの知識を組み合わせれば、

こういうことなんじゃないか」=思考

が生まれるチャンスは、むしろ広がる。

もちろん、知識を分母に、思考を分子にとる

「思考率」は人それぞれ。

思考率=思考(知っていることから内的に生まれたもの)/知識(ただ、知っていること)

繰り返しになるが、分子がどんどん増えれば

生まれる思考の絶対数もきっと増える。


「検索」への無限アクセスは、

非常に便利なもので、それは

ガラケー時代に僕らが持ち歩いていた

電子辞書の比にならない。

その「検索」への無限アクセスが失われるなら、

WiMAXを手放さなければいい、と思う?

それはそれで別問題。

今度は、固定費が削減されることで

不本意な「労働」時間も削減できることや、

その分、目の前の人と会話する時間が増えること。

 

そういうことにもまた、大きなメリットがある。

どっちが良くて、どっちが悪い、という問題じゃない。

どっちも違った良さを持っている。

たかがその程度のこと。

「たかが」ですよ!