利己心と利他 「自分のため」にシートベルトを着用しよう・させよう
「利己を追求することは利他につながる」 そんな記事を先日の信濃毎日新聞で見かけた。
教養のなさをさらけ出すようで恥ずかしいが、 たしかマルクスの『資本論』にそんな旨が書かれているらしい。
話は変わって、身の回りの話をすると、 今日僕は自動車免許の更新に行ってきた。 講習ビデオの中に、後部座席のシートベルトについて話があった。
僕はこれまで後部座席に人を乗せたことは3回しかない。 しかし、そのいずれも後部座席の人にシートベルト着用を 呼び掛けたことはなかった。
ビデオによると、後部座席でシートベルトを着用しない場合、
・車内で全身強打 ・車外へ放り出される
ことなどにより事故時の致死率が着用時に比べて3倍とのこと。 おまけに後部座席から人が吹っ飛んできて 前席の人が怪我をする可能性もあるとのこと。
それに、後部座席でシートベルトを着用していないと、 ドライバーが減点されるという。
後部座席でシートベルトをしないことで ちょっと苦しいとか動きづらいとか、 そういうことは僕の知ったことじゃないけれど、
「シートベルトしてくれないと僕が処罰されるし 吹っ飛んできて怪我させられても困るから、 後部座席でもシートベルトはつけてね♥」
そんなことで後部座席の人にもシートベルト着用を呼び掛けよう。
僕も、自分の身を守るために後部座席でシートベルトを着用すれば ドライバーを怪我から守ることができるし、 ドライバーがそのことで処罰されるのを防げる。
理由はどうあれ、 シートベルトを着用することでもたらされるものを考えれば、 結果的に利己心が利他につながる。
資本とかまっったく関係ないけどね☆