「操縦してる感」がたのしい!6年ぶりのマニュアル車運転記

この間、会社の2tトラックを運転した。 マニュアル車を運転するのは6年ぶりのことだった。

ギアをローに入れて、アクセルを踏みつつ クラッチを少しずつ持ち上げて半クラッチ、お!発進した! すかさずクラッチを切ってセカンドへ。再びクラッチをつなぐ。 加速したらさらに3速、4速へとつないでいく。 手元のシフトレバー操作もまた少年の心をくすぐる。 おっと、車が停止したらギアをローに入れるのを忘れずに。 東京・小金井自動車学校で教わった合言葉は「止まロー」だ。 「操縦してる感」がたのしい!

「男の子なんだから」という理由で 19の夏に母親に勧められてとることになったマニュアル免許。

(今ではそんなことないだろうが、 もう少し前までは男性が営業職に就くことが多く、 その営業車がマニュアル車であることも多かったそうだ。)

クラッチ操作にてこずり、教官に叱られ叱られ、 マニュアルにしたのを何度も後悔した。

免許はとったものの、学生時代を東京で過ごしたため、 マニュアル車はおろか、車を運転する機会すらほぼなかった。 しかも、去年に購入した車はCVT(いわゆるオートマ)車。 したがって、免許取得後マニュアル車を運転したのはそれっきり。

しかしその一回がなかなかエキサイティングだったのだ。 それからというものの、マニュアル車の掘り出し物がないものかと 中古車検索サイトを見漁っている始末。 今となってはCVT車が主流で市場価格も落ちているはず?

「車好きならマニュアル車」の理由がちょっと分かった気がする。 混んでいる道路で加減速を繰り返すときはメンドウだけど。