英語の「サビ落とし」

しばらく英語を使っていなかったために、 昔ほど英語を話せなくなってしまったとき、 英語ではMy English is rusty. というらしい。 (直訳すると、「私の英語は錆び付いている」)

「錆び付いている」とはなかなか上手く言い表したものだ。

さながら金属のように、英語も 磨き続けていなければ徐々に「錆びて」しまう。 英語に限らず、言語の習得には限界はなくて、 (僕が母国語として操っている日本語ですら、そうだ) 使ったり、勉強したりすることで絶えず磨き続ける必要がある。

本来はそれが理想なのだが、僕みたいな人間は 「いつか来る日のため」的なモチベーションではなく 英語を使う明確な目的や目標がないと 勉強し続けることが難しい。

幸い、一ヶ月後にはスウェーデンに行く用事があるので、 今は英語を勉強する目的がある。

それに向けて、今は話す相手もいないながら、 往復一時間の通勤時間にシャドーイングを繰り返したり、 いま、目の前で起こっていることや考えていることを ボソボソ口に出したりしながら「サビ落とし」をしているところだ。