外国人の味覚とスウェーデンの定番「カレス・キャビア」

僕がスウェーデンに旅行に行って、 ひどく気に入ってしまった食べ物、「カレス・キャビア」。

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アルミのチューブに入った見た目は接着剤か歯磨き粉。 「キャビア」とは言っても中身は甘しょっぱいたらこペースト。

スウェーデンではこれを食べない日はなかった。 これはスウェーデンの朝食の定番となっているようだ。

僕は現地で「これ好きすぎてこれつけて歯磨けるわ!」 と豪語していたくらい、気に入ってしまった。

これを一口食べた瞬間、僕は 「これはぜひご飯にかけて食べたい」と思った。 たらこご飯、美味しそうでしょ?

そう言うと、僕を一週間ホストしてくれた友人は とても驚いた顔をしていた。 現地の和風ホテルの朝食ビュッフェでライスがあったので、 それに乗せて食べたらまたまた驚いていた。

現地の人があんまり考えないような組み合わせを 外国人の味覚ならすぐに思いついてしまうこともある。

そう思ったとき、外国人の味覚は 違うものを食べてきた外国人にしかわからないのかもな、と思った。

これは僕たちが輸出しようとしている和食文化にも言えること。 日本人がいいと思う食べあわせが そのまま外国の人にも受け入れられるとは限らないし、 例え受け入れられたとしても、日本人が思い付かないような さらに良い食べあわせが提案されるかもしれない。

ちなみに、上記の「カレス・キャビア」の会社は、 「日本人に試食してもらってみた」的な映像を CMシリーズのひとつに使っている。 果たして日本人の反応は・・・・?笑

https://youtu.be/SOPPYENlpqY